グレンフェディック(ウイスキー)飲んだり考えたり
今日はオフなので昼から酒飲んでた。ウイスキーを。
基本酒は飯食べながら飲むことが多いんで、ビール中心だったけど以前ウイスキーのコストパフォーマンスを考えてたまに買ったりしてました。安いの。コーラで割ったりして飲むやつ。日本の安いやつだと味もにたりよったりだったけど、ちょっと値段頑張ると日本のウイスキーでも色々個性を感じるのがあるなと思ったり。
で、スコッチやバーボンといった海外のウイスキーは全然飲んでなかった。テレビのCMでよく見る日本のウイスキーのCM(まあ主にサントリーなんだけど)を見てるとこれがなんだかスタンダードなものに見えて勝手に飲みやすそうと思ってたところはあると思う。
自分は割とCMに惑わされず物事を判断できると多少うぬぼれてるところあるなと思ってたけど、さらにうぬぼれてることろはある。
なーんかCMやポスターで日本の安ウイスキーをロックで飲んでるの見ると飲みやすいんだろうなって思っちゃうのよね。実際なかなかそこらの価格帯のをロックやストレートで飲もうと思うときつい。
その割にはロック、ストレート、水割りでって裏に書いてあるよね。まあ甲類焼酎もそういうやつあるけど。あれロックとかで飲んでるひとってどれくらいいるのかな。甲類の焼酎。
シングルモルトスコッチ
ざっくりいうとウイスキーのシングルモルトとブレンデッドというものがあって、シングルモルトは各蒸留所の個性が感じられるものが多く、値段が高め。ウイスキーはたまにコーラ割するような自分だけどなーんとなくウイスキーを色々試したくなったのはこのシングルモルトのスコッチ(スコットランドで作ったやつ)を飲んでみて。
一番有名なやつのマッカランの12年を外で飲んでみる機会があって飲んだら、なんというか木みたいな香りというかそういったものがブワッと来た感じ。飲みやすい飲みやすいとみんな言ってる銘柄の割にアルコールのきつさが露骨にくらった気はしたけど、これはこんなに個性的なのかと感心した。
あとに残る香もよかった。下品なこというとゲップをいい香りだった。
名高い銘柄ではあるが、あまり酒の良しあしを判断しようと思わなかったからこれが美味い酒なのか判断はしづらいところでは。
ただ、これを機に酒を色々試して舌の経験値はつんでみたいなとも思ったわけで。
グレンフェディック12年を飲んだ。
とりあえず、世界に轟くスコッチの12年ものを何かということで、安いし世界で最も売れてるシングルモルトらしいじゃないのよということでグレンフェディックの12年を。最も売れてて安い、飲みやすいと勝手に解釈するという安易さ。
まずはストレートで。若いとよく表現する人が多いアルコールの刺々しさ。12年という歳月は自分はとても気の遠くなるような時間かとおもうけど、ウイスキーのなかではまだまだほうみたいで。上には上がいる。
その後に続くメーカーホームページにある青りんごや洋ナシのようまフレーバーというものよりはりんごの枝をかじったような風味で渋さを感じた。あんまりとっつきやすい味ではないかなとも思ったけど、加水したら香りがとても広がったと感じる。
一番売れてるっていうし、みんなソーダや水で割って飲んでるんじゃないかなと考えたり。
ウイスキーや酒のレビューを一通り検索してみてみると、みんななかなかストーリーや香りの比喩表現を豊かに書いてるのをみかけるが、すごく真似できないなと思った。誰かが文化と酒は密接に結びついてると言っていたが、こういった語りたがりのウイスキー評論ブログの人はまさになんというか文化の頂にいるかのようなポエマーみたいなのもいて侮れない。
一方で、古酒のウイスキーや終売品をひたすら写真にとってあつめてどれにも味は開封しないのでわかりませんといってるだけのブログも見つけた。本当のウイスキーが見たらなんというかわからないけど、文化だなと思う。
というか、酒はどの古代文明でも自然発生的に醸造をしてるからそれぞれの文化というものが根強く反映されてるのだなと感じた次第。