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cafe dé nanntoka

1に酒、2に音楽、3にアニメ、3、4がなくてあと余談

パンク、オルタナティブとしてのオタク ~少女誘拐監禁犯のオタク趣味報道を見て~

 

ちなみに誘拐監禁行為がパンクだとかいうのじゃないです。犯罪です。

 女子中学生監禁男「女子高生アニメに熱中」記事にアニメファン反発

埼玉県朝霞市の女子中学生を約2年の間監禁した疑いで身柄を確保された寺内樺風(かぶ)容疑者(23)について、一部報道がアニメ好きであったことが誘拐・監禁に結びついたよう印象づけたとして、アニメファンたちがネット上で一斉に反発している。


 批判を浴びているのは日刊スポーツの「女子高生アニメに熱中…寺内容疑者の素顔を同級生語る」との記事。寺内容疑者の高校時代の様子を当 時の同級生に取材したもので、同容疑者がアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のファンで、かばんにグッズをつけていたアニメオタクであったと伝えている。この記事 はテレビのワイドショーでも取り上げられた。

と、まあこういったのも今更感あるし反応するのも陳腐な気がしなくもない。しかしながら、一連のみんなの反応を見てるとそういえばロックが不良とかそういうのが言われなくなって久しいんじゃないかと思った。

世間のすべてに理解されないが自身の信念を貫いてるようなのってもはやオタクしかないんじゃないかと。

様々なグッズやイベントにじゃぶじゃぶと金をつぎ込んでるのは、逆に反資本主義的なパンクを感じなくもない。

 

マルコム・マクラーレンの息子、8億円相当のパンク・コレクションを燃やす理由を語る | NME Japan

そこで思い出すこの記事。パンクが体制側のお墨付きをいただいた昨今、このセックスピストルズのマネージャーを務めたりHIPHOPなどに影響を与えたマルコムマクラーレンの息子がこの膨大な金額になるとされるコレクションを燃やす理由の一つとして、これをありがたがる人々は金額にしか興味がないんだろうと。

と、ここまで見るとコレクター的な気質を持つオタクはこのパンクの精神に反しているように見えるが、今日本は多少景気が上向いた(と、されてる)状況ながら皆が平等に貧しくなりつつある。一部の人々を除いて。

そんな中、消費は美徳ともされなくなる中オタク的消費は中々理解されがたいであろう。さらには拝金主義にもオタク的消費は金の価値を重んじているような消費には見えない異質っぽさがあるのでは。

以前、最近のオタクはクリエイテブではなく消費ばかりしかしなくてつまらないという声を見た。オタクが変質してお金をいっぱい使ったらスゴイみたいな世界もようで、みんなが眉をしかめるような金の使い方が前述の記事にある現金燃やすKLFみたいに思ったりした。