cafe dé nanntoka

1に酒、2に音楽、3にアニメ、3、4がなくてあと余談

中国人食べ残し報道 グローバル化の摩擦かインターナショナルの衝突か

タイのビュッフェで中国人の観光客が大量にエビ料理をとり、それを大量に残していった姿がそこの従業員なのか他の客なのかはわからないが撮影され、大きな話題に。

タイといえばどっかのバカな会社が王家ゆかりの保養地で全裸になって大暴れしてたけど、みなさんタイにご迷惑おかけしてんなと。

この報道で日本人みんなこういうわけではないって、わかるように中国人もこの行為を恥ずべき行為としてあの共産党の機関紙の人民日報で報道していた。

中国人は料理を残すのを「もう食べきれないありがとう」といった意味を込めて礼儀として行うという話がよく伝わってきてたが、このたびのケースは中国国内のエビ価格の高騰により、皆が我先にとエビを皿にもりつけていった結果であろうという考えを示しているように、礼儀といったものはその後のちらかった写真を見ればさすがに感じない。

こういった文化などがあるということから、決して民度が低いとかそういう意味ではないが食べ物を残すことにあまり抵抗はないのかもしれない。

今現在はグローバル化が進んでおり、中国の人民日報も世界に恥じぬふるまいをと書くとおり国の境界がなくなっている。その摩擦で諸問題を起こすことがあるだろうが、それをひとつずつ解決するのがグローバル化への道。

グローバル化は境界があいまいになることに対し、インターナショナルということはインターのつなぐという意味と、ナショナルは民族、文化である。これらは違いを認めたうえでつないでいこうというものがインターナショナルである。インターナショナルを持ち込むのことは例えば、イスラム教の方の礼拝の時間に合わせて生活や労働の都合をつけるといったことは、異文化と暮らすうえでの調整をインターナショナルで行った場合といえる。

対して近年はグローバル化が推し進められ、こうあるべきだという主張が当然のように行われているのを見る。もちろん、食べ残しに関してはなるべくしないほうがいいんだけど、インターナショナルは相互理解といった面が強いが、グローバル化は均一にこうあるべきだというものが主になる。

近年の国際情勢の荒れ方を見るとグローバル化の急速な推し進めが行き着いた先なのかもしれないとか思ったり。