就活の乗り切り方
<就活>3月1日本格スタート 経団連指針「広報活動」解禁 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
町でスーツ着た若者集団が見えると思ったらなるほどそういえばすったもんだした挙句3月スタートになったんだったねと。しゅうかつ。
自分も経験したことはあるがまさしく辛いものがあったよ。辛くてはいったところがあまりにもアレですぐ転職することになったから辛さは意味なかった。無駄な努力は無駄でしかなかった。
一番つらいところは準備や手間といった時間がかかることでも、就職活動にかかる費用でもない。
お祈り(まことに残念ではありますが中略今後の活躍お祈り申し上げます)と、落とされる通知がくること。
履歴書送付の時点でだったら、まあ文章じゃ伝えきれないこともあるかと思うかもしれないけど、面接で落とされたら人格否定されたような気分になるナイーブな就活生もたくさんいるんじゃないか。
おまけにどうせ内心不採用決め込んでるくせに説教してくるじじいとかいるし。さらっと終わって「ああ、ひっかかりがなかったからダメだったかな」と思うようなのよりショックだしムカつく。説教や怒るという行為は実のところ気に入らない相手へのフラストレーションを放出させる行為でしかないよなって思うところでありました。
と、このように就活で落とされまくると精神的に大分まいってしまう人は多い。自分は結局のところこの精神的な疲れにふりまわされて怪しい企業で妥協してしまいエライ目にあってしまったわけで、新卒時にはいかせなかったけど転職時をのりきった心の持ちようというか就活のとらえ方をば。新卒の時の方がナイーブになりやすい分役に立ってくるのではにかと。参考までに
就職活動の乗り切り方
・就職活動、企業の採用活動は騙し合いの場と見るべし
これを考えるだけで大分気が楽になった。企業を選ぶときに、自分なんかがこの立派そうな会社の一員として力を発揮できるか?自分の適性に合うのか?と真剣に考えていた。自分は大した人間なのかと。
実情は企業も見栄を張って立派そうなように見せかけてとんでもないブラック企業だったみたいなのも見かける。
就職活動の場はマインスイーパーのように安全な企業を色々な手段で探りを入れるゲームととらえるべき。方法は色々あるけど、一番気合い入ってるなーと思った知人の手段は数百キロ離れた企業の夜間のオフィスを外から監視して勤務時間を確認するやつとか。まあ何かの就活を兼ねてるのかもしれないけど。
色々申し込んでるときは時間はとれないかもしれないけど、どこの企業にもお前を一番愛してるよ!って言って回って内定とってからじっくり品定めしてもいいよ。
もちろんこんなのしてると疑心暗鬼にもなりそうだけど、自分もいかに魅力的な人物であるかをギリギリ嘘かどうかみたいなこと言って回るゲームなんだから軽い気持ちで慎重にね。
就職活動は場があり、時期があり、ルールがある。いわばゲーム。新卒の就職活動のなかでは役に立つ人物かわからないという声は多いけど、社会はある種のゲームとしてとらえることができ、その中でルールと攻略法を見抜いて勝ち抜けられるかみたいなところはあるから必ずしも新卒の就職活動の場では役に立つ人物を見抜けることはできないとも言えない。実際、要領いいやつだなってのはスマートに決めてた。
・就活に際しとことん自己評価は低めるべき
就職活動の自己分析は誰しもがやるところではある。欠点を無理やりイイトコロにするアレね。なんとかがんばってひねり出したところでそれが「伝わらない、よくわからないから説明して」とか言われてなんとか説明しても首をかしげながら「わからない」とか「もういいです」とか言われたり表情に出てると結構傷つく。
こんな工程は欠点を肯定的にとらえこれも私の一部なんだ!って思うとそれが通じなかったり否定されるとトラウマになりかねない。
そこで、自分はとことんサイテーな人間だし使えないヤツだけど、ここまでならギリギリ嘘ついてないだろうという文言を盛り込むゲームととらえるのがいい。
・就活はクソゲー
誰かがいった。人生はクソゲーって。でも、常人には不可能に近い難易度のクソゲーに挑み達成し感動を生むこともある。就活だってゲームだから何度も挑んだり人の話を聞いていくうちに攻略法もわかってくる。ひっかかりの作れるエントリーシートの作り方や面接でのふるまい方。すぐ決めることができればそれに越したことはないが、やはり何度も受けて落ちてを繰り返すのが一番攻略に近づく。
しかし、それは本当に精神がやられる。ゲームとしてとらえることは、自分の人格を評価の場から遠ざけて自己防衛するということだともいえる。
就活生のみなさん、受けて落ちまくってなんとか攻略法見つけ出してください。健闘を祈る。